私達は、放射線の生物影響を研究する大学等の研究者の有志が集まった日本放射線影響学会会員の有志グループです。東北関東大地震を被災され、様々な苦難を強いられている皆様に心からお見舞い申し上げます。
私は、未曾有の大地震を映像で見て言葉を失ってしまいました。この大地震を切掛けに起きた東京電力福島第一原子力発電所で起きている原子炉事故に伴う放射線および放射性物質の放出によって地元の方々ばかりか日本国民の多くが見えないものに対するどうしようもない不安を感じておられると思います。私達は、事故の素早い収束を願っています。しかし、TV報道などを通じ、一般の皆様が日頃なじみのない放射線の健康影響について計り知れない多くの不安を抱えておられることを目の当たりにして、放射線の生物影響の専門家である私達が、自分達の持つ知識とこれまでの実験的事実に基づいて現状を解析し、皆様の疑問に答え、少しでも皆様の不安を和らげて頂きたいと思い、このQ&Aを設けました。
皆様が感じておられる不安を解く情報をこのQ&Aの解説から見つけて頂き、
少しでも各自が納得いく行動を選べるように期待しています。また、このQ&Aを読まれて疑問が生じたとき、まったく新たな疑問をお持ちの時は、どうぞご遠慮なく、
e-mail: gimon@rri.kyoto-u.ac.jp(渡邉)までお寄せください。メンバーが適切な解説を作り、その一部はHPに掲示するとともに皆様に回答させて頂きます。なお状況は時々刻々変化します。そのためHPの内容は、状況を判断しながら更新してゆきますのでご理解ください。
ささやかな支援ですが、少しでも皆様のお役に立つことを願いっています。
平成23年3月18日
日本放射線影響学会
福島原発事故に伴うQ&Aグループ
代表:渡邉正己(京都大学原子炉実験所放射線生命科学研究部門・教授)
Q&Aダイジェスト版(PDF)
掲載HP:
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/rb-rri/gimon.html